当院における施設基準等について

◆医療DX推進体制整備加算、医療情報取得加算について

医療DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは、保健・医療・介護の各段階で発生する情報やデータを、クラウドなどの全体最適された基盤を通して共通化・標準化し、業務やシステムを外部化することで、国民自身の予防を促進し、より良い医療やケアを提供することを目的とした取り組みとされています。

当院では診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。主に以下の取り組みを行っています。

(1)オンライン請求を行っております。
(2)オンライン資格確認を行う体制を有しております。
(3)電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧又は活用できる体制を有しております。
(4)電子処方箋を発行する体制を有しております。
(5)電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については当該サービスの対応待ちです。
(6)マイナンバーカードの健康保険証利用の使用について、お声掛け・ポスター掲示行っています。
(7)医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行うことについて、当該保険医療機関の見やすい場所及びウェブサイト等に掲示いたします。

◆一般名処方加算について

現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いております。当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しており、後発医薬品のある医薬品については一般名処方を行う場合があります。一般名処方とはお薬の商品名ではなく有効成分を処方箋に記載することです。これによって供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択できるようになり、患者様に必要なお薬を提供しやすくなります。

例 ロキソニン(商品名)→ロキソプロフェンナトリウム(一般名)

ムコダイン(商品名)→カルボシステイン(一般名)

◆明細書発行体制等加算について

当院では医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から領収書発行の際、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無償で発行しております。明細書の発行を希望されない方は、受付に申し出て下さい。

◆外来感染対策向上加算

当院では受診歴の有無にかかわらずインフルエンザや新型コロナウイルス感染症などが疑われる患者様の診察を行っております。また川崎市医師会と感染対策連携等を行っております。