睡眠時無呼吸症候群(SAS : Sleep Apnea Syndrome )とは

寝ているときに何度も無呼吸や低呼吸を繰り返し、さまざまな合併症を引き起こす病気です。よくいびきをかく、夜中に何度も目が覚める、日中眠気があったり、居眠り運転をよく起こしそうになるなどの症状がある方や、自覚症状に乏しい方もいます。日本人の2~3%が潜在患者と推定されています。 SASを発症している人は高血圧のリスクは2倍、冠動脈疾患のリスクは3倍、脳血管障害及び心筋梗塞のリスクは4倍といわれています。

検査

視診やファイバースコープで鼻やのどがせまくないか確認します。
自宅で実施できる検査機器を使って、呼吸やいびきの状況を調べ、睡眠時無呼吸症候群の可能性を評価する事ができます。
この簡易検査で評価が難しい場合には精密検査を行います。精密検査は入院での検査となりますので提携医療機関を紹介させていただきます。

治療

CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)、口腔内装置(マウスピース)、手術という治療方法があります。当院ではCPAP療法を行っております。